話を聴く準備を。

東北関東大震災、大変な事態が続いております。

自分自身も福島県郡山市から戻ってきたのですが、

地震酔いで、体調不良が続いております。

衛生状態が悪く、栄養状態も悪く、精神衛生状態も悪い。

何重もの悪条件が重なっていますから、ヒステリックな状態に

陥ってもおかしくはありません。

避難所で、批判的な意見が増えると、非常にまずい状態に

陥ると阪神淡路大震災の時の反省としてあるそうです。


メンタルケアで、これから精神科医や心理カウンセラーが

被災者の方々のフォローをするはずですが、被災者が多く、

フォローしきれない可能性が極めて高いと思えます。

そこで身近でできることと言えば、お互いに話を聴き合うことです。

傾聴の基本です。

人間は、話をするだけで落ち着くことが心理学的に分かっております。

特に注意なのが、自己啓発的なこーしろ、あーしろ的なことは

一切不要。

ただ、聴いてあげることが大事です。

もう一点、あまり長時間聴く必要性はありません。

逆に、あなたが疲弊してしまいますから。

今は、誰もが苦しい時です。

一人一人が力を合わせて乗り切っていきましょう。